厚生省が、慢性疲労症候群の実態調査を始めるそうです。
患者さんが多いのでしょうか。
なんだか、わがまま病、あまえ病、
かまってちゃん病の一種のように思えてしまうので、
他に、もっと難病とかの研究を進めてほしいと思ったりするのですが、
この慢性疲労症候群を「怠けている」というのは、偏見なのだそうですよ。
慢性疲労症候群は、普通の社会生活が送れないほどの疲労感を感じる病気で、
別名、筋痛性脳脊髄炎と言うそうです。
「脳」とか、「脊髄」とか・・・やっぱり「怠け」ではないようです。
そして、日本国内に、なんと30万人も慢性疲労症候群の患者さんがいると推定されるそうです。
30万人ときくと、自分の周りにもいるのかも?
聞いたことないけど・・・いるのかも?
慢性疲労症候群の症状は、強い疲労感、頭痛、脱力感などで、
その症状の強さは、社会生活が送れないほどなのだそうです。
症状が強くて、寝返りも打てないという人もいるそうです。
ストレスや遺伝的要因による免疫低下、
内分泌以上、感染症・・・さまざまな原因が考えられているそうですが、
結局のところ、原因不明という状況です。
厚生省は、患者さんの歩行、食事、排泄などについて
データを集め、実態調査を行うとのこと。
調査、研究によって、症状が軽くなる人、回復する人が一人でも増えると良いですね。